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過疎対応

森をもっと生かす方法は?

森をもっと生かす方法はないものでしょうか?

簡単でないとは思いますが、田舎で安定した収入を上げるための大切な課題ではないかと思います。

私は、後述するようにゼンマイ、山椒、わさび、などの山の中で栽培することができる(適している)林産物を地道に取り組むのが一つの方法だと思っています。

戦後私の年代が育ったころは、盛んに雑木を伐採してパルプ材として売却し、杉・檜を盛んに植林していました。

私も、中学生の頃は、杉やヒノキの苗を山に運ぶアルバイトをしたことを覚えています。

恐らく人手が間に合わず、学生まで動員して人工林を植林したということだと思います。

その頃は、料理は竈(かまど)で雑木を燃やして煮炊きしており、家にはキグラ(木倉?)といって木を保存するための小屋があり、薪を作るのが一仕事でした。

我が家は風呂は薪を使いますが、雑木は入手が難しく、杉・檜の間伐材を使用します。そのころとは真逆です。

その頃は、間伐材も貴重な材として販売されていたのですが、今では見向きもされません。世の変化は恐ろしいものだと思います。

化石燃料を使用したエネルギー革命のためですが、田舎の現状は、あまりの変化の激しさに対応しきれていないというとなのかと思います。

そういう意味で、いわゆる林業以外(林業は長期戦になりそですので)で、山(森・林地)で収入を得ることができないものかと考えています。

ただ、簡単なことでないことをこの10年程当地に住んで痛感しています。

 1.樹木の生長は、年月がかかる。物によっては、こちらが生きているうちに収入に結びつかないものも多い。

 樹木や特産物を育てるにも、鹿猿による食害によって枯らされたり収穫ができないこともしばしばです。(私が子供のころはこんなことはほとんどありませんでしたが・・・)

 3.過疎化で人が少なくなり高齢化もあって、一緒に働ける人が少なくなってしまっている。

 4.山は、北向きの斜面もあれば南向きもあり、また尾根筋のように乾いた痩せ地もある。比較的肥沃で水分の多いところもあるが、何処に何を植えても順調に育つというわけにはいかない。

などが、その理由ではないかと考えています。

私も、今までの経験から、ゼンマイ、山椒、イチョウ、フキ、わさび、などを試みています。一人でやっていることもあり、ささやかで少量多品種です。

このほかにも、ヤマユリヨモギ、ヤブカンゾウなどの山菜もうまく増やすことが出来れば、収入源になるだろうと思います。失敗はするかもしれませんが、試みることが大切ではないかと思います。

下の写真は、アクが強いために獣害を受けにくいゼンマイです。ただ、暗い林地ではなく比較的日当たりのいい場所が適しているようです。

ゼンマイの苗
ゼンマイの苗

全国では、いろいろな人々がそれぞれの森で植物を育てており、収入を上げているとされる例が、「定年なし!森を生かした収入法」と題するに纏められています。

山村型ビジネスとして、間伐材による収入確保、林間を生かした林産物育成、木工品製造販売、インターネット販売など、多岐にわたって書かれています。

このような取り組みは、私の考えていることに近いのかなと思い、参考にさせてもらっています。林地で栽培するためには、雑駁に言えば、

  • 獣害に強い作物(猿、鹿、イノシシなど)
  • 半日陰以下の条件が普通
  • アクセスがいい場所

などが条件になるかと思います。

  

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山間地では面積の大半を占める山を利用するというのが自然な考えであり、なかでも人工林内をどのように活用するかということになると思いますが、この点で、全国林業改良普及協会編「森を生かした収入法」は、こちらから購入できます。

森で林産物を育てるためには苗や種を購入しなければなりませんが、私がいままで次のようなお店を利用させていただきました。興味がありましたら、覗いてみてください。

トオヤマグリーン」、「季の香」、「グリーンロケット

園芸ネット プラス

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